※自分のフォトギャラリーで「Florida」とタイピングしたら、
なぜか昨年の秋、京都で撮った紅葉の写真が呼び出されてきました。
 

スポーツは観戦も実践もあまり関心がないために、スポーツ関連の話題は大変疎いのだが、柔道やレスリングなどは、特にインド人が関係しているものであれば俄然注目してしまう。

今年、レスラーのカヴィタ・デヴィ（Kavita Devi）さんが、世界レスリング・エンターテインメント（World Wrestling Entertainment：WWE）初のインド人女性として、歴史にその名を刻もうとしている。

Kavita Devi Is Making History as the First Indian Woman Wrestler in WWE

ハリヤナ（Haryana）州出身、元パワーリフティングの選手で、南アジア大会では金メダルを獲得したこともあるデヴィさん、先日アラブ首長国連邦ドバイで行われた、出場権をかけた試合での見事な戦いぶりが、世界中の注目を集めているというのだ。

パンジャーブを拠点とし、「ザ・グレート・カリ（The Great Khali）」のリング名で知られたWWE元チャンピオンであり、新日本プロレスでは「ジャイアント・シン（Giant Sin）」として知られた伝説の巨体レスラー、ダリップ・シン（Dalip Singh Rana）の下で厳しいトレーニングを積んだ。

レスラーとして本格的に頭角を現してきたのは、ダリップ・シンの推薦でコンチネンタル・レスリング・エンターテインメント（Continental Wrestling Entertainment）の試合会場にサルワール・カミーズ（インド女性が普段着にしている上衣が長めのゆったりとした衣服）で登場、強豪のビー・ビー・ブルブル（B B Bull Bull）と戦った姿がインターネット上で注目を集めたころからだという。
今、デヴィさんはWWEの副理事が「最も注目している女性」と評するまでになった。

デヴィさんは7月13日と14日に、米フロリダ州オーランドで開催される「メイ・ヤング・クラシック（Mae Young Classic）」に出場する。
サルワール・カミーズ姿で戦うのかどうかは、まだ分からない。