知人との遭遇率が高いあのカフェは、韓国人が作ってくれたプネのオアシス
Posted on 27 Jan 2017 23:00 in ASKSiddhi独断うまい店 by Yoko Deshmukh
どうですか、ずらりと並ぶこのハイクオリティなケーキ。ここはもちろんプネです。
プネには、2000人以上の韓国人在住者がいるとされている。
その内訳は、企業駐在員のみならず、小さな子供の親子留学を含めた留学生や、キリスト教関係の方、そして、そうした大きな在住者コミュニティを主なターゲットに、ゲストハウスや飲食店、サービスなどの事業を展開するビジネスピープルなど、様々だ。
わたしのようにインド人と結婚している韓国人もいるのかもしれないが、そういえばあまり見聞きしない。
そんなプネで、かれこれ7~8年前から、当初はコレガオン・パーク(Koregaon Park)の小さなベーカリーとして、やがてカルヤニ・ナガル(Kalyani Nagar)にカフェとして、韓国人の方が経営しているお店が「London Muffin」だ。
オープン当初は「あんパンが買える」ということで、あっという間に日本人コミュニティにも評判が広まり、コレガオン・パーク店に足繁く通ったものだ。
カルヤニ・ナガル店ができてからは、自宅から至近の徒歩圏内ということもあり、パソコンを持参してよく入り浸っている。
ただし、やはり超有名店かつ外国人居住者が集中する地域の中心部にあるだけあって、知り合いとの遭遇率が高い。
あまり仕事が忙しい時は会話すら余裕がなくなるので遠慮し、もっぱら比較的スケジュールが穏やかな日、または知人とのお茶やランチの待ち合わせ場所として利用している。
ここの目玉は、もちろん日本で食べられるものと変わらないパンやケーキだ。
あんパンやクリームパン、メロンパン(Soboro Bread)、コーン&マヨネーズパン、チーズパンなどが1個80~100ルピーほど、スイーツは少し高めで、スフレチーズケーキが250ルピーほど(大好物だけど高いので一度も買ったことはないが)、ホールケーキ類(5~6人分くらいで800~1000ルピーぐらい)も充実していて、昨日たまたまこのカフェで遭った日本人マダムによれば、注文すれば作ってくれるそうで、よく利用されているとおっしゃっていた。
そしてなんといっても、韓国人オーナーさんたち(3~4名の関係者風の方をよく見かけるが、どのような関係かは不明。夫婦もいるっぽいけど、全員が家族ということではなさそう)が温かいので居心地がよい。
ヒンディ語をペラペラ話す若い方もいらっしゃる。
もちろんインド人の店員さんたちも愛想がよい。
追伸:
いま「Zomato」のレビューを見たら、「食事の提供が遅い」、「高い」、「味はふつう」てなことで評価を下げている人たちがちらほら。
実はわたし、ここでフードを注文したことがない。
ベーカリーだと割り切って利用したほうがよいだろう。
London Muffin, Kalyani Nagar
(Zomatoへのリンク)
営業時間午前9時半から午後9時まで
London Muffinのフォトギャラリーはこちら。
わたしは戸外の席で木々のさわさわしているさまを見ながら、
のんびりするのがとても好きです。
About the author
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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