本当にやりたいこと、ありたい姿とは何かを考える

 

Posted on 21 Nov 2016 23:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

この問いかけは、けっこう苦しいし、時に厳しいものであることを、今さら身に染みて感じています。



自分の正直な思いを文章として表現し、発表し、かつそれを理解してもらったり、共感してもらったりすることは、簡単なことではない。
まして自分の気持ちをしっかりと把握しているとは言い難い、いまのわたしにとっては一層そうだ。

今年の5月から6月にかけて、人気ブロガーでカメライターの「かさこさん」が運営するセルフブランディング講座、「かさこ塾」を受講して以来、FacebookなどのSNS上は「かさこさん」や、知り合いになった「かさこ塾」関連の人たち(かさこ塾生)による投稿であふれるようになったので、自然に「好きなこととは何か」、「満足する人生とは何か」ということを、自問し続ける日々になった。

ちょうど、やはり「かさこ塾」を広島で受講され、まだお目にかかったことはないものの、不思議と親しい人のように感じられる「小川さん」が、初めてのインド旅行中で、彼女の毎日の旅行記をSNS上で拝見している。
現在、デリーやアーグラー、ヴァラナシなどの「ゴールデントライアングル」を巡られており、興味関心の赴くままに、いろいろなことを試し、食べ、そして様々な場所で、様々な人たちとの出会いにあふれているようだ。
わたしのように、すっかり日常となってしまったインドとは違い、色鮮やかで、生き生きとしたインドでの日々が、すごく伝わってくる。

冷静になって、わたしにとってのインドを考えてみる。
日常になってしまったインドは、もはや「好き」とか「嫌い」とかを超えており、だからこそ見えなくなってしまったものが多い。
または、敢えて見ないようにしていることも。
フリーランス翻訳者として、仕事は日本や海外からインターネット経由で獲得しており、シッダールタの存在がなければ、インドにいなくてもいいような気すらする。

いっぽう、今のわたしは、インドとは切っても切り離せない存在であり、またインドがなければあり得なかったことも事実だ。
わたしなりのインドとの関わり方を掴みたいという気持ちも、当然強く持っている。

いっそのこと、仕事をしながら世界一周旅行にでもでかけて、しばらくインドを離れてみるかなぁ。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments