13歳のCEOから世界中の子供たちへ

 

Posted on 10 May 2016 23:00 in 海外のインド人 by Yoko Deshmukh

子供ならではの事業とも言えますが、世界はこのようにして回っていくものかもしれません。



*Photo from The Better India

本日付けの「The Better India」で、世界中の子供たちへの教育に革命を起こそうと奮闘する、13歳の最高経営責任者(CEO)について紹介していた。

How a 13-Year-Old CEO Is Changing the Lives of School Children Around the World

小さくともすでに貫禄を漂わせる身体にスマートなスーツを着こなし、きりっとしたメガネを掛けた少年は、万雷の拍手の中、表彰台に上がった。
会場にはニューヨーク州の名門シラキュース大学で経営学修士号(MBA)を専攻する学生たちが埋め尽くした。

ティーンエイジャーになったばかりのイシャーン・パテル(Ishaan Patel)さんは、コネチカット州キングスウッドオックスフォードスクール(Kingswood Oxford School)に通う8年生。
自分より10歳、または20歳も年上の学生たちを前に、ひるむことなく自らが全世界に展開する教育事業「Planting Pencils」と、将来への理念について語った。

その内容とは、発展途上国や米国の貧困層へ、文具などの学習に必要な道具を提供することを通じて、教育を取り巻く現状について問題提起を行うというもの。

イシャーンさんは、スタンフォード大学に世界中の学生が集まるリーダーシップ会議をはじめ、さまざまなキャンプに参加、母親で博士のアルパさんからのサポートを受けながら、教育の普及を行う上で必要な学用品の供給に的を絞り、その効果的な配布方法を考案、2015年12月2日に会社を設立、2016年3月2日から、アフリカのガーナを含む世界各地の学校へ、鉛筆、色鉛筆、削り器、消しゴム、クレヨン、ペン、画用紙、ノート、絵本などの教材や学用品などの寄付活動を始めた。

イシャーンさんは、最終的には誰もが通える学校の設立を目指しているという。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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