タタ・モーターズ（Tata Motors）が、新世代の水素燃料駆動装置をテストするための新しい研究開発（R&D）施設を開設した。

Made in India | Tata Motors opens test facilities for hydrogen combustion engine technology

水素燃料駆動技術の「国産化」に向けた取り組みの一環として、プネーの同社テストセンター内に設けられたR&Dセンターでは、水素内燃機関（ICE）技術の研究を行うエンジンテストセルと、水素燃料電池とICE技術のテスト用に水素を貯蔵および分配するインフラが整っている。

同社エグゼクティブディレクター、ギリッシュ・ワーグ（Girish Wagh）氏によれば、同社は商用車部門で使用できる水素技術に注力している。
今回のR&Dの取り組みは、水素ベースの駆動装置の製造「国産化」という同社目標と連動するもの。

プネーのセンターでは、独自の水素推進技術を開発しているのか、およそ1,700キロメートル離れた親会社の持つジャムシェドプルで、年間最大4,000台の水素ICE製造を目指して水素エンジン工場開発契約を結んでいる、米の技術会社カミンズ（Cummins）と協力しているのかは明らかになっていない。

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