2023年9月以来、およそ2万5,000頭の野犬がムンバイー自治体（Brihanmumbai Municipal Corporation、BMC）によってワクチン接種を受けている、という話題を見つけた。

Around 25,000 stray dogs vaccinated in Mumbai

自治体によると、ことし3月末までに野犬の7割程度がワクチン接種を受ける予定となっている。

これは、公衆衛生の保護と動物福祉の促進を目的として、自治体主導による「ムンバイー狂犬病撲滅プロジェクト（Mumbai Rabies Elimination Project）」の一環として実施されている。
Janice Smith Animal Welfare Trust、Youth Organisation in Defense of Animals、Universal Animal Welfare Society、Utkarsh Global Foundationといった動物福祉団体の支援を受けている。

2014年の頭数調査によると、ムンバイー都市圏の野犬の数は約9万5,000頭で、特に中心部では狂犬病によるイヌやヒトへのリスクが高まっていた。

自治体ではすべての住民に対し、ペットに狂犬病予防接種を必ず受けさせること、野犬を見かけたら窓口に報告し、予防接種の手配を行うことを求めている。

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