今回ゴアでの宿泊先、パナジの「」正面という、一見すると意外なロケーションに、すてきなレストランを発見した。
門に店名を漢字一文字で「味」(Taste)とあり、Japanese, Korean, and Filipinoと謳っている。
メニューを見てものすごく気になった「Kake Udon」と、焼きそば風ヌードル、シッダールタはなんちゃら鶏肉炒めとライスのセットを注文した。
「Kake Udon」は、大将が言うように味噌ベースで、野菜や肉をふんだんに使っている。
驚いたのは焼きそば風ヌードルで、大ぶりのエビと焼き魚のフレークを具にたっぷりと使い、ゴマ油が香ばしい逸品。
大将によれば、長年アラブ首長国連邦ドバイで働いていたが、2022年に帰郷するにあたりかの地では当たり前だった、日本や韓国の家庭料理風のメニューを、ゴアでも食べられるようにしたいと、この店を2023年に開業した。
この日、気さくでご親切な、バリトンの美声を持つ大将と、従業員のフィリピン人マリアさんとの会話が弾み、試作品の「うどんカルボナーラ」と、マリアさん自慢のフィリピン風アップルパイ(パンの切れ端にアップルフィリングを包み、油で揚げたフィリピンのお菓子)をサービスしてくださった。
ゴアで、採算まったく度外視で真心による温かなおもてなしに癒やされながら、胃と心に優しい、おいしい食事を楽しみたくなったら、ぜひ訪れてみて欲しい。
店内には怪しげな赤ちょうちん。
しかし、アルコール類はない。
「Kake Udon」なのに具だくさん。
味噌の甘さにマッチした鶏肉が味わい深かった。
このエビの大きさ。思わず目を疑った、
試作品うどんカルボナーラを、特別に試食させてくださった。
マリアさん特製の、フィリピン風アップルパイ。
気さくで穏やかな大将に、わたしは一目ぼれ。
どのお客にも同じ温度感で接していた。
みんなで1枚。
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