インパールのビール・ティケンドラジット（Bir Tikendrajit）国際空港付近で19日午後、正体不明のドローンのような飛行物体が目撃され、一時空港の使用が禁止されていたことを知った。

Imphal airport shut after unidentified drones detected in airspace

午後2時30分ごろ、離着陸地不明のドローン様の飛行物体が検知され、同空港発着の航空便は安全が確認されるまでのおよそ3時間、離着陸不能となった。
その間、インパール出発の数便は欠航、到着便は同空域から引き返し、目的地を別の空港に変更するなどの措置を講じた。

同空港によれば、運航停止について、「インパール管制空域内で未確認飛行物体を目撃した。これにより2便が目的地を変更され、出発便3便が遅延した」と説明している。
同関係者は「午後4時ごろまで、飛行物体が空港の西方向に移動しているのが肉眼で見えた」と証言している。

報告はシーロン（Shillong）のインド空軍（IAF）東部部隊にも共有された。

同部隊はX（旧ツイッター）で、「IAFはインパール空港からの目撃情報に基づき防空対応機構を発動したが、その後、飛行物体は見られなくなった」と述べている。

この事件は、マニプール州政府が暴動事件を警戒し、インターネットサービスの停止を11月23日までさらに5日間、延長した直後に起きた。
同州は指定部族（ST）の地位向上を求める「部族連帯行進」が動員された今年5月以降、治安の不安定な状態が続いている。
5月3日にクキ族とメイテイ族の間で民族衝突が発生して以来、200人近くが亡くなったとされている。

同州はナガランド州、ミゾラム州、アッサム州と州境を、東側でミャンマーと国境を接する。

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