インド郵便が輸出を促進する提携

 

Posted on 06 Sep 2023 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

真っ先に思ったのは、インドのラブリーな服飾ブランドの商品が、日本からさらに気軽に購入できるようになるな、ということです。



インドの郵便局(Department of Posts)は、国内で盛り上がり続けるEコマース業者が輸出しやすくなるよう、大手Eコマース向けフルフィルメント業者のBigfoot Retail Solution Pvt Ltd(Shiprocket)との契約を締結、商品の輸出をしやすくなるような体制を整える。

India Post and Shiprocket partner to strengthen e-commerce export ecosystem

締結式に臨んだ郵政局長(Director General Postal Services)によると、近年は郵便局を経由した海外への配送が急増しており、特に商業輸出を容易にする郵便輸出手形(PBE)の導入、国際追跡パケットサービスの開始、全国に輸出拠点としての「Dak Ghar Niryat Kendras(郵便局輸出センター、DNK)」を設立する。

同氏によると、DNKで電子的にPBEを提出できるようになったことで、オンライン注文処理や輸出書類への対応、コンプライアンス、通関手続きなどが簡単にできるようになり、インド全国各地の職人や中小零細企業の販売者に利益をもたらしている。
現在までに600か所以上のDNKが稼働している。

今回の提携により、DNKとShiprocketの技術統合が実現し、国内の販売業者がShiprocketを使用して、電子PBEと配送ラベルを直接作成でき、最寄りのDNKの梱包、ラベル印刷、集荷施設を利用できる。

Shiprocketはインド郵便との提携により、全世界200以上の配送先に、速く、安全かつ効率的な配送サービスを提供するとしている。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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