ムンバイーで自宅を所有するために必要な費用は

 

Posted on 18 Aug 2023 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

桁が違うな。



不動産コンサルティング会社Knight Frank Indiaが発表した報告書によると、毎月のローン支払額(EMI)と所得の比率に基づく、インドで最も住居費の高いとされる都市はムンバイー、次いでハイダラーバードとなっている。

Mumbai is India’s most expensive city to live in. Do you know the cheapest one?

この調査では、たとえば価格指数が40パーセントの都市は、平均して、その都市の世帯が住宅ローンのEMIを支払うために、所得の40パーセントを割り当てる必要があることを指す(所得に対するEMI比)。
ムンバイーではEMI比が55パーセントであり、平均的な世帯が住宅取得のための収入の半分以上をローン支払いに充てていることを意味し、通常は融資が受けにくい水準とされている。

なお2位のハイダラーバードは31パーセント、3位のデリーNCRは30パーセント、バンガロールとチェンナイはいずれも28パーセントで4位、プネーとコルカタでは26%で5位となっている。

大都市の中ではアーメダーバードが、インドで最も住居を入手しやすいとされ、EMI比は23パーセントとなっている。
EMI比は、融資期間20年、融資対価値比率80パーセント、住宅サイズが都市全体で均一であることを前提としている。

過去1年間で、インドの都市全体で生活コストが高騰、EMI対所得比率はおよそ1~2パーセント上昇したが、これは主にインド準備銀行が主要貸出金利を前年比で250ベーシスポイント引き上げたことによる。
この動きにより、都市全体のEMI比が平均14.4パーセント増加したと報告書では指摘している。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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