マハーラーシュトラ州の住宅供給公社にあたるマハーラーシュトラ州住宅および地域開発局(Maharashtra Housing and Area Development Authority、MHADA)が、ムンバイー近郊で4,500戸を超える低価格住宅を売りに出すようだ。
「Money Control」が伝えていた。
Maharashtra puts over 4,600 affordable homes near Mumbai on sale
8日に発表された。
販売戸数4,654戸のうち2,048戸は先着順、残りは抽選販売となる。
物件の所在地はターネ(Thane)、パルガール(Palghar)のほか、ムンバイーからは離れるがラーイガード(Raigad)、そしてゴアに近いラトナギリ(Ratnagiri)、スィンドゥードゥルグ(Sindhudurg)など。
この住宅は、経済的弱者層(Economically Weaker Sections、EWS)、低所得グループ(Lower Income Group、LIG)、中所得グループ(Middle-Income Group、MIG)と呼ばれる所得層の人々を対象に販売される。
価格帯は140万~500万ルピーで、希望者は3月8日から4月10日までの期間に申し込み、抽選の結果は5月10日に発表される。
広さは230~670平方フィート(21~62平米)。
抽選販売されている物件では24時間給水のほか、エレベーターと太陽光発電パネルが備わっている。
なお先着順販売とされている2,048戸はムンバイー近郊パルガール県の物件で、以前抽選販売されたが売れ残っていたもの。
対象者は州内在住のインド国民で、EWS区分の年収上限はムンバイー、プネー、およびナーグプルのいずれかに居住する人は年間60万ルピー/その他の都市45万ルピー、LIG区分はムンバイー、プネー、ナーグプルで90万ルピー/その他都市75万ルピー、MIG区分は州全体で120万ルピー。
記事によれば、当該地域で民間建設会社による同程度の住宅を購入する場合、300万~1,100万ルピー程度が相場となっている。
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