ニューヨーク在住インド人カップルの絢爛な結婚式

 

Posted on 08 Dec 2022 21:00 in 海外のインド人 by Yoko Deshmukh

新郎の出身地がこれまた意外でした。



たまたま広告に表示された「Vogue」誌電子版で、インド人富豪同士の豪華絢爛な衣装がまぶしい結婚式の模様が紹介されていたので、眼福ついでに記録する。

The Bride Wore 13 Custom Looks at This Four-Day Wedding Extravaganza

新婚夫婦はニューヨーク在住のアニーシャ・パテル(Anisha Patel)さんとアルジュン・メヘタ(Arjun Mehta)さん。
名門ジョンズ・ホプキンス大学で経営学修士号を履修中のアニーシャさんと、プライベートエクイティファンドで働くアルジュンさんは、マッチングアプリで出会ったというから、巷の「富裕層専用マッチングアプリ」というものは、都市伝説でもなく実在し、活用されているのかもしれない。

しかも、アニーシャさんの方から「あなたに見覚えがある」という、なんとも古典的な文句でナンパしたというのだから侮れない。
2人の初デートが和食レストランだったのは、実はアルジュンさんは東京生まれの東京育ちだったからという、驚きのオチもあった。
あなたのお隣さん、もしかすると、とんでもないお金持ちインド人かもよ。

ほどなく婚約した2人は、結婚式の会場を、インド、アメリカ、ヨーロッパにまたがる親族たちにとって移動に便利で、しかも楽しいバケーションになるような場所として、トルコ南西部沿岸の美しいビーチで知られる街、ボドルム(Bodrum)のマンダリン オリエンタル(Mandarin Oriental)にたどり着いた。
式は4日間にまたがり、ウェディングプランナーのディーララ・セ(Dilara Se)、シェフのガウラウ・アナンド(Gaurav Anand)氏を初め一流のメンバーをアポイントした。

注目のウェディングドレスは、インドのデザイナー、タルン・タヒリアーニ(Tarun Tahiliani)とシリアのデザイナー、ラミ・アル・アリ(Rami Al Ali)とコラボ、何度もフェイスタイムでやり取りし、両親の意見も取り入れながら、ブラッシュゴールドの地に、繊細な刺繍とエメラルドやローズカットダイアモンドをちりばめた、「近くから見ても遠くから見ても美しい」ものに仕上げた。

最終的には13着ものドレスを「お色直し」した新婦の、非の打ち所がないウェディングプランニングの様子をつぶさに読みながら、「自分を大切にする」って何だろうな、などと、ふと考えてしまったのであった。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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