ムンバイーのゴーレーガーオン(Goregaon)地区にあるアーレイ・コロニー(Aarey Colony)は、サンジャイ・ガーンディー国立公園(Sanjay Gandhi National Park)の一部をなす自然保護区であり、また古くからこの土地で暮らしてきた先住民族が、ヒョウをはじめとする野生動物たちとともに生活を営んでいる。
巨大都市の一角にありながら、「ニューヨークのセントラルパークの4倍」もの広大な面積を占めるアーレイ・コロニーは、多分に漏れず開発の危機にさらされている。
先祖代々の森を守ろうと、先住民族の女性が戦っている、という話題を、BBCが伝えていた。
Mumbai's Aarey forest: The woman fighting to protect it from metro project
国際空港からもほど近く、不動産価値の高い一等地でもあることから、インド経済が急発展してきたここ30年ほどの間、少しずつ削られてきた。
近年はムンバイーを張り巡らせつつあるメトロ鉄道の車両基地の建設用地として、この貴重な森が目を付けられている。
地域住民は自然保護活動家らと協力し、独自の生活様式と野生動物を守るため、土地の保護と開発の中止を訴える抗議行動を繰り返している。
BBCが掲載している動画では、アーレイ・コロニーの様子と、そこで暮らす女性をはじめとする人々の奮闘を観ることができる。
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