あなたはあなたであれ: 311に寄せて

 

Posted on 11 Mar 2022 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

生きていることの貴重さを思います。



日本では本日、3月11日は、11年前に発生した東日本大震災を記憶に刻み、人命の尊さと災害への備えを考える日だ。
また2年前、WHOが新型コロナウイルス感染症についてパンデミック宣言し、100年に一度とも言われる伝染病に、さまざまな形で人類が立ち向かうことになり、生きることの本質を問うことになった日でもある。

災害とは、このように自然の猛威により引き起こされるものであり、広く多くの人々が同時に被るものであるが、たまたま遭遇してしまう大小の不運な事故も含まれるのではないかと思う。
そうした意味では、わたしたちの日常はまさに災害であふれている。
だれかが放った何気ない言葉も、言われた人にとっては心に災害級の傷を残すことがある。
そのようなことは、だれしも経験があるだろう。

そんなときに、Instagramでよくサリーの着こなしを参考にさせてもらっているAnindita Royさんが、国際女性デーを機に次のような投稿をしていた。
満開のバラの花のような笑顔が似合うAninditaさんだが、女性の権利や活躍を社会に呼びかける日に、同じ女性から「あなたは役立たず」と書き込まれたのだという。

わたしが自分の投稿に対してそのようなことを言われたら、落ち込んで立ち直れないと思う。
しかしAninditaさんは合気道のごとく、「同じ女性から足を引っ張られそうになっても、報復するのではなく、『あなたは間違っている』と声を上げよう」と呼びかけ、ネガティブコメントを見事に昇華させていた。

子どものころから、それがどんなものであれ、容姿について何か言われることが恐怖で仕方がなかったわたしは、Aninditaさんの投稿するメッセージに、いつも力をもらっている。



 

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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※2月24日付けのメール、件名「インド入国時の検疫措置(インドで発行されたワクチン接種証明書の扱い(運用変更))」


●インドで発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、インドで発行されたワクチン接種証明書を事前にオンライン提出することにより、RT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が不要となります。
●日本で発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、引き続き陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

1 インド保健・家庭福祉省によると、インドで発行されたワクチン接種証明書を所持する方は、日本からインドへの入国に際して、出発72時間前に検体を採取したRT-PCR検査の陰性証明書又はインドで接種したワクチン接種証明書(2回接種を証明するもの)のいずれかを事前にオンライン提出することが認められるとのことです(ワクチン接種証明書の提出によりRT-PCR検査の受検及び陰性証明書の事前オンライン提出は不要となります)。ただし、日本で発行されたワクチン接種証明書を所持し、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

(注)2月11日付で当館から発出した領事メール「インド政府による検疫ガイドラインの改定(入国後7日間の自宅待機等の解除)」の3において、「インド政府が指定する国からの入国者は、陰性証明書又はワクチン接種証明書のいずれかをオンライン提出することが認められますが、現時点では日本はその指定国にはなっていないため、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります」とお知らせしましたが、この運用に変更があったものです。

2 インド政府は検疫措置を頻繁に変更しています。中央政府、各州政府ともに今後も急に検疫措置を変更する可能性がありますので、最新情報の入手に努めてください。

3 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれましては、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問合せ先】
 在ムンバイ日本国総領事館領事班
 電話(91-22)2351-7101
 メール ryoji@by.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続をお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
=== 転載終わり ==


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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