11歳の視覚障がいの少年、タミル語ニュースキャスターに

 

Posted on 11 May 2015 14:33 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

すべての子供が等しく機会をつかめる世の中になりますように。



タミル・ナードゥ州第2の都市コインバトールのテレビ局「Lotus News」が、世界で初めての試みとして、先天性の視覚障がいのある11歳の少年をニュースキャスターに採用した。
プレス・トラスト・オブ・インディアが報じた。
 
シュリラマヌジャム(Shriramanujam)くんは、22分間の生放送枠で点字ニュースを読み上げる。
初出演となった今月1日には、ネパール大震災関連のニュースなどを報じた。
 
「才能ある人材を適所で活用するとともに、個々人の目標達成を支援したい」
同テレビ局のGKS Selvakumar会長は、シュリラマヌジャムくん採用の目的を報道陣に説明した。
 
現在、シュリラマヌジャムくんの出演は週に1回だが、まもなく毎日の出演が予定されている。
 






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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