世界一うまいチーズケーキを売る店はプネーにあり
Posted on 19 Jul 2017 23:00 in ASKSiddhi独断うまい店 by Yoko Deshmukh
いままで食べたくても食べられない、というか、食べるのが怖いぐらいの憧れの存在だったスフレチーズケーキを、ついに賞味する機会に恵まれました。
韓国人の方々が近所で経営するベーカリー、「London Muffin」の一流スター選手、スフレチーズケーキ。
誕生日だったことと、今月からラーダちゃんがプネーの日本語専修大学TMV(Tilak Maharashtra Vidyapeeth)に進学したことを記念して、週末はわが家で過ごしてくれる彼女も一緒に食べようと、念願のスフレチーズケーキをホールで買ってきた。
今まで、食べたかったが一切れ250ルピーと高級すぎること、ホールで買ってくるほどの胃袋を持ち合わせた家人がいないことから、なかなかありつけなかった。
ホールだと、ちょっと小さめの直径20センチメートルぐらいで、1,080ルピーだ。
日本でホールケーキを買うよりも割安だが、バースデーケーキと言えば、みんなが思い浮かべる激甘ケーキを売るチェーン店「Monginis'」で売られている、バカでかいホールケーキが400~500ルピーということを考えたら、高級な部類に入るのだろう。
このチーズケーキ、プネーにいるからという状況を加味しても、わたしが今まで食べてきた、どんなチーズケーキよりもうまかった。
軽すぎず、重すぎないクリームチーズの舌触り。
上に乗ったアンズジャムとの、絶妙な甘味のバランス。
周りにあしらわれた粉糖が、少し冷蔵庫で固まって、「シャリッ」と口の中でとろけるさま。
完璧だ、あまりに完璧すぎる。
誰か、また誕生日にならないかな。
日曜日の晩、照明を暗くした部屋で2012年の超名作「Flight」を、Netflixで鑑賞しながら、3人で半分を楽しみ、翌朝の朝食で残り半分を平らげた。
ちなみに、この日みんなで観たデンゼル・ワシントン(Denzel Washington)主演の「Flight」は、ハラハラドキドキの超おすすめ作品だ。
途中で停電してテレビも消えてしまったので、続きをiPadのNetflixアプリで固唾を呑んで見守った。
この作品を観ると、「こんな人間のクズみたいなやつと比べりゃ、わたし、ずっとまっとうにやってるじゃんか」という、人生に対する妙な自信のようなものが湧いてくる。
デンゼル・ワシントンさんの名演、恐るべし。
About the author
|
|
Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
|
User Comments