3度目のインド訪問中の母を連れて、日曜日だった本日、夫とラーダちゃんも誘って4人で、ドライバーのプラビンさん運転のタタ・インディゴ、通称「プラビン号」でマハーラーシュトラ州プネーから南西120キロほどのところにある、標高1353メートルのヒルステーション(hill station:高原の避暑地)、マハバレシュワルに日帰りで遊びに行ってきた。
「日曜日はプネーなどの近隣から観光客が押し寄せて大変な混雑になるよ」との忠告を軽く考えていたのだが、その意味がよく分かった。
風光明媚な展望ポイントが人でひしめき合うのみならず、道中の食堂も人であふれ、また狭く曲がりくねった崖の中腹にこしらえられた山道には車があふれ、人口大国インドの凄みを実感させられるような、文字通り身動きが取れなくなる場面がしばしばあった。
早めにホテル等の予約をして、なるべく平日に訪れた方がよいだろう。
また朝こそ涼しい風が吹いていたものの、日が照ると「どこがヒルステーション」という蒸し暑さに面喰った。
ドタバタの日帰り観光だったが、こんどはトレッキングなどでゆっくりと訪れたいと思った。
ただ、せっかくきれいな景色が楽しめるところなのに、ポイ捨てされたゴミが目立ったのはとても残念だ。
※それぞれの写真をクリックすると拡大表示できます。

10月朝のプネーの空。
モンスーン終わりかけだが、比較的まとまった雨が降る夕方も。

後から、この車たちほぼすべてが同じ目的地に向かっていたことを知る。

朝食に立ち寄ったダバで、
よりによって「BAKA!」と書かれたTシャツをドヤ顔で着る人に遭遇。
直後、ドライバーのプラビンさんが親切にも指摘してあげる。

新しい広告手法。

マハバレシュワルという場所を最も端的に表す写真、その①。
こうした風光明媚な場所ひとつひとつに「○○ポイント」と名付けられていて、
ドライバーが「巡礼」する方式。
ここはマハバレシュワル入口、何ポイントだったか忘れてしまった。

その名もパールシー・ポイント(Parsi Point)。

ここは湖が見えるポイント。

パールシー・ポイントの焼もろこし屋さん。
「半分にしてくれ」と頼んだら、もろこしの載った台の角を使って、
鮮やかに割ってくれたかっこいい人。

その名も「ケイトのポイント(Kate's Point)」
イギリス領時代の避暑地らしく、イングリッシュな名前がついているポイントが多い。

「ケイトのポイント」からの景色②