※予約すると同時に確認メールが飛んできて、
しかも診察日の朝にはリマインダーが飛んできました。

人生で初めて、インドの歯医者にかかることになった。

わたしは強度の歯科恐怖症なのに、おそらく父の遺伝で虫歯が多い体質のため、歯医者さんにお世話になってしまう羽目になることが多い。
これまでは日本への一時帰国の際に、まとめて治療してもらっていた。

優しい日本の歯科医師たちの丁寧な治療のおかげで、虫歯はもちろん、歯科恐怖症もだいぶ克服して、今では数カ月おきの帰国の際は定期チェックを欠かさない。
同時にプネーでは、わたしの周囲の外国人居住者たちが、インドの歯科治療のレベルの高さに言及するのを、たびたび聞いていた。

そんなある日、食事をしていた時に、日本で4年ほど前に根管治療をし、その上に保険適用でつけてもらっていた強化プラスチック製の歯の被せ物が「バリッ」と割れた。
その瞬間、「インドの歯医者に行くチャンス到来」とほくそ笑んだわたしを、かつて歯科恐怖症だったもうひとりのわたしが驚いて見ていた。

まっさきに、プネー在住外国人の強い味方、「Pune Expat Club」が運営するFacebookページ、「Pune Expat Club」内で、「Dentist」とタイピングして検索してみたら、誰にとっても切実な問題のようで、たくさんの人が過去に同じような質問をしていた。
その中でから、最も新しい昨年11月くらいの投稿を確認。
リプライも10件以上スレッドがついていて、いくつかの候補の中から、自宅に近く、知人も含めて複数の人が「清潔で丁寧」、「私も通っている」、「歯科恐怖症（！）だがこの先生は痛くない」とか言及していた「Nandaさん（Nanda Dental Care Premier）」を選んだ。

今回の歯科初体験で、プネーでは病院や医院、歯科医院などの医療サービス専用の口コミサイト「Praco」がかなり便利に利用できることもよく分かった。
「Praco」からは直接予約できる場合もあり、わたしもNandaさんをここから予約した。
予約が完了すると、確認メールが自動的に飛んでくるので忘れないし、診察日当日の朝にはリマインドメールまでちゃんと送られてきて、システマチックそのもの。

つまり歯の被せ物が壊れてから、おすすめを検索し、口コミサイトで評判を再確認し、予約するまでの流れが、誰とも一言も会話を交わすことなく、すべてオンラインでできてしまったのだ。
それが土曜日の夜で、歯医者さんの予約は日曜日の休診を挟んで月曜日の午後には入れることができ、とても助かった。

さて、月曜日の午後がやってきた。
インドで初めて経験した歯医者体験は、明日じっくりと綴ろうと思う。