福岡には「Book and Bed」、シームラーにはあの人たちが運営する読書カフェ

 

Posted on 28 Apr 2017 23:00 in トラベル・インド by Yoko Deshmukh

受刑者と社会とを結ぶ、こういう斬新な取り組みが、積極的に投じられているのもインドです。



※写真はヴィマン・ナガルのブラジル料理店、「BOTECO」にて
 

福岡にこの4月、「泊まれる本屋」という新しいコンセプトの宿、「Book and Bed」がオープンした。
わたしのように、実家が市内中心部から離れたところにあるような者が、ふらりと立ち寄り、泊まれるようなところであれば、きっと頻繁に利用するようになるだろう。

いつも安定して、幅広い話題を提供してくれる「The Better India」が、本日は次のような記事を紹介していた。

This Picture Perfect Cafe in Shimla Is Run Entirely by 4 Prisoners Serving a Life Sentence!

ヒマーチャル・プラデーシュ州シームラーに、終身刑を科された受刑者たちが、一流ホテルで訓練を受け、軽食やドリンクを提供してくれる読書カフェが最近オープンした。

シームラーの中心地、ザ・モール(The Mall)に連なり、絶景ポイントとして旅行者や地元の人々を集めるザ・リッジ(The Ridge)にほど近い、眺めのよい場所に建つ小さなカフェ「タッカ・ベンチ(Takka Bench)」は、カイトゥ(Kaithu)刑務所で刑期を過ごす4人の終身刑受刑者が運営している、世界でも珍しい店だ。

受刑者の更生と社会貢献の機会を与えることを目的に、同州の観光部門が資金を拠出している。
ジュール・ヴェルヌ(Jules Verne)やニキータ・スィング(Nikita Singh)などの著作を置き、無料インターネットも提供しており、すでに地元では有名な読書カフェだ。
40人ほど入ればいっぱいになるほどの小さな店内では、受刑者らが心を込めて作ったクッキーやピザを販売している。

店で働く受刑者のひとりは、「このカフェをきっかけに、世界と再び繋がることができた。観光客も地元の人たちも問わず、毎日たくさんの客が買いに来てくれるが、誰ひとりとして我々を不信の目で見たりせず、むしろ激励してくれる」と語る。

カフェは午前10時から午後9時まで営業している。
閉店時刻になり、後片付けを済ませると、受刑者らは刑務所のそれぞれの房に戻される。

Takka Bench, 
Ridge, The Mall, Shimla, 
Himachal Pradesh: 171001






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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