ロンドン発:19歳にして不動産業で一旗揚げ、イギリスで最年少のミリオネアになったインド系の若者

 

Posted on 20 Oct 2017 22:00 in 海外のインド人 by Yoko Deshmukh

普通の人が無視してしまうような、素朴な疑問にシンプルに答えていくことが、実は大きな商機に繋がるのかもしれません。



※記事とは直接関係ありませんが、
プネーのSB RoadのJW Marriott横にニューオープンしたモールにて。
 

英大衆紙「Miller」ほかメディアが、イギリスで最も若いインド系ミリオネアを紹介していた。

Teen tycoon is Britain's 'youngest millionaire' after selling houses during his school lunchbreaks - Mirror

19歳のアクシャイ・ルパレリア(Akshay Ruparelia)さんは、オンラインで不動産取引を代行する事業「doorsteps.co.uk」を経営している。



 

学校があるので、授業中にかかってくる顧客からの電話への応答にはコールセンターを契約し、授業が終わるとクラスメイトがサッカーなどに興じるのを尻目に、顧客に電話を掛け直し、巨額の不動産取引をまとめる。

その冷静で抜け目ない交渉スキルに、同級生からはイギリスでも人気の高いリアリティ番組「アプレンティス(Apprentice)」で鬼上司役を務めるホストのバロン・シュガー(Baron Sugar)氏をもじって「アクシャイ・シュガー」というニックネームを付けられている。

アクシャイさんの会社は立ち上げから1年弱で、既におよそ1億ポンドもの不動産取引を成立させ、会社の時価総額は1,200万ポンドとも見積もられている。
現在は古くからある高級住宅などが立ち並び、ロンドンでも特に不動産価格が高いことで知られるソーホーやメイフェアの物件取引が便利なエリアにオフィスを構えている。

「doorsteps.co.uk」では、主に高級不動産の売却取引を、99ポンドという信じられないほど安価な手数料で仲介している。

きっかけは、「家の写真をインターネット上に掲載してもらうだけで、不動産業者に莫大な手数料を支払わなければならないのはなぜか」という疑問だった。

最初は親戚から借りた7,000ポンドを元手に、自営業の母親を雇用して事業を始めたアクシャイさん、現在は12人の従業員を雇うまでになった。

その類まれなる才能から、オックスフォード大学から経済学と数学で特別優待生の招待があったようだが、まだ若いアクシャイさんは、ビジネスの成長にひとまずは専念することにしたようだ。

アクシャイさんは両親ともに聴覚に障害があるが、息子の活躍を殊更誇りに思っていると語っている。

最近、ASKSiddhi(アスクスィッディ)の過去記事を見返す機会が多いのだが、サイトを立ち上げてから数年ほどまでに紹介した、幼くして、または若くして天才的な才能を発揮する人の話題を、十数年を経てから再度検索してみると、現在も第一線で活躍していることを知ることができたりすることも多い。
そうした人たちの記事をいつか特集にしてみたい。





              



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments