シンガポール発の配車サービス「Grab」をバンコクで利用

 

Posted on 20 May 2017 23:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

「Uber」のように従来型のタクシーとのいざこざをなるべく抱えないよう、地域との共生を目指した経営をしている点が、アジア市場をよく理解していると好感を持てます。乗車体験はもちろん上々でした。



いつもバンコクでの滞在先は、中心部スクンビット通り(Thanon Sukhumvit)沿いに取っているので、BTSスカイトレインや地下鉄の路線から外れた、バスで訪れなければならない観光地に行くときには、もっぱら運賃も割安なタクシーを利用してきた。

しかしインドでの状況と似ていて、行先によっては乗車拒否や、雨天時には捕まりにくい、また観光客相手に法外な運賃を吹っかけられるなどの困った事態に遭遇することも多かった。

先週、福岡の母と一緒に太宰府天満宮脇にある九州国立博物館で現在開催中の特別展、「タイ展」を鑑賞してから、せっかく本場に出掛けるのだから、展示物の故郷であるバンコク国立博物館にもぜひ足を運びたかった。

そんな折、チェンマイ在住日本人で、2年半前にシッダールタの友人を訪ねてチェンマイを訪問したときに知り合い、今回バンコクで再会が叶ったNさんが、「経路やバスの行先番号は、いまやGoogle先生が結構使えるよ」とのアドバイスをくれていたことを思い出した。
さっそく朝食時にスマートフォンを取り出し、「ここからNational Museumまで」とタイピングしてみると、検索結果に出てきた交通手段の中に「Grab」という聞きなれない名前を見つけた。 

これはシンガポールを拠点とする企業が、現地企業との共存共栄を重視して展開する配車アプリのようで、「Uber」よりも運賃が安めの設定になっている点もポイントだった。

参考リンク:バンコクでタクシー配車アプリGRAB TAXIを使ってみた。

さっそく「Grab」アプリをダウンロードして、配車依頼をしてみる。
すぐにリクエストに応えてくれたドライバーさんが複数いたのだが、うち最初の2台は、おそらく場所が分からないか、または折り返し電話してきてくれた際に、わたしがタイ語で説明できなかったものだから、一方的にキャンセルされてしまった。
しかし3台目の車はぶじ、ホテルを探し当てて迎えに来てくれた。
その間の待ち時間はトータル15分ほどと、悪くはない。

ただしお察しの通り、配車依頼してから運転手が折り返し電話をかけてきてくれる際の会話は、ほぼタイ語となるため、タイ語が分からない当方としては、待っている場所のランドマークを連呼することしかできなかった。
ここは気長にがんばろう。

もちろんバンコク国立博物館には無事到着したが、途中でドライバーさん自身が道を分からなくなり、何人かの通行人に訊ねつつ回り道をしたため、運賃が231バーツと通常のメーター・タクシーの相場よりも高くついてしまった。
しかし、誠実なドライバーさんであることは態度で分かったので、よい出会いだったと思うことにする。
また参考リンク先にもあるように、急な雨などで帰りの足に困ったときには、少々割高でも頼もしい交通手段になるのではないか。
 


若いなかなかの好青年だった。
車内BGMとしてかけていたラジオ局もオサレなところを選んでいる感じ。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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